11月14日(水)とやま深層水フォーラム2012(東京)開催
2012年10月29日
このたび、富山県深層水協議会では、富山県との共催で、富山の地域資源である深層水を活用した商品や研究開発の状況についてご紹介する「とやま深層水フォーラム2012」を次のとおり開催します。
本フォーラムでは、富山湾深層水の利用研究などに関する講演や、富山湾深層水の利用研究や商品開発などに携わっている方々をパネリストにお迎えしてパネルディスカッションを予定しており、深層水に関心のある企業の皆さんなどに、富山湾海洋深層水が持つ多様な可能性を紹介させていただきます。
参加を希望される方は、富山県商工企画課あてに電話、FAX又はEメールでお申込み下さい。
入場料は無料です。皆様方のご来場を、心からお待ちしております。
1 日 時:平成24年11月14日(水) 15:30~17:30
2 会 場:ホテルメトロポリタンエドモント「クリスタルホール」
東京都千代田区飯田橋3-10-8 TEL 03-3432-1111(代)
3 内 容
〈開会あいさつ 15:30~15:40〉
〈講演 15:40~16:20〉
「電解機能水による食品微生物制御」
富山県深層水協議会 顧問 古米 保 氏 ・ 葭田 隆治 氏
〈パネルディスカッション 16:30~17:25〉
テーマ「深層水事業の現状と将来について」
※フォーラムの後、懇談会を開催いたします(17:30~18:30)
4 入場料:無料
申込書様式・会場案内はこちら
5 申込み先等
富山県商工労働部商工企画課新産業科学技術班(担当:永井)
TEL 076-444-3245 FAX 076-444-4401
E-mail tym-deepsea@esp.pref.toyama.lg.jp
6 講演内容紹介
『電解機能水による食品微生物制御』
次亜塩素酸ナトリウムは、食品添加物に指定され、野菜などの食材の殺菌処理、食品加工現場の衛生管理や飲料水など水の殺菌処理などに幅広く利用されている。2002年、深層水、表層水あるいは食塩水を電気分解し、次亜塩素酸ナトリウム同等品と認定される電解次亜水製造装置を開発した。この装置には、殺菌力を高めるため、有機酸でpH5.0~6.5に自動調製(微酸性次亜水と命名)する工夫を加えた。しかし、この微酸性次亜水は、殺菌力は強いが、安定性に問題があり、用時調製で使用している。新たに、マイクロバブル化した炭酸ガスで電解次亜水をpH調整した微酸性次亜水(CNMB微酸性次亜水)は、ペットボトルに密封して、10℃~60℃、50日間安定に保存出来た。加えて、この殺菌水は、カット野菜やスプライトなど微生物殺菌の難しい食材にも高い除菌効果を示したので、これらについて紹介する。
7 パネルディスカッション
テーマ 『深層水事業の現状と将来』
コーディネーター 富山県深層水協議会顧問 葭田 隆治
パネリスト 五洲薬品㈱代表取締役社長 藤井 侃
富山県衛生研究所環境保健部主任専門員 新村 哲夫
富山県薬事研究所薬用植物指導センター主任研究員 田村 隆幸
富山県工業技術センター中央研究所評価技術課長 九曜 英雄
富山県農林水産総合技術センター食品研究所副主幹研究員 加藤 肇一
富山県深層水協議会顧問 古米 保