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富山県への海洋深層水利用学会からの感謝状贈呈等について

富山県へ海洋深層水利用学会から感謝状贈呈

 海洋深層水利用学会 (会長:酒匂敏次東海大名誉教授)から、5月25日に日本財団ビル(東京都港区)で開催された同会設立10周年記念事業「海洋深層水21」において、これまでの富山県の深層水分野への貢献に対し、感謝状が贈呈されました。

【 富山県に対する感謝状の贈呈理由 】

  • 県内に3箇所の深層水取水施設があり、水産分野での研究開発だけでなく、水産以外の分野でも幅広く深層水の普及拡大に貢献していること。
  • 第1回海洋深層水利用研究会全国大会の開催や、長年、学会理事を出し、学会の活動を積極的にサポートし、貢献度が高いこと。

 なお、富山県と共に、(独)海洋研究開発機構及び高知県にも感謝状が贈呈されました。

左上写真 : 「海洋深層水21」の開会挨拶をする酒匂会長(左端)、講師の上原氏(NPO海洋温度差発電推進機構理事長)(中央)、座長の高橋理事(高知大学大学院教授)(右端)
右上写真 : 各取水地が、今後10年の海洋深層水関連事業のあるべき姿を描いたパネルの展示
左下写真 : 酒匂会長から感謝状を贈呈される中島富山県水産試験場長
右下写真 : 富山県に贈られた感謝状




海洋深層水を用いた富山県産大豆水煮が食品産業センター会長賞受賞

 富山県深層水協議会会員であるヤマサン食品工業(富山県射水市)の商品「 富山県産大豆水煮 」が、(財)食品産業センター(東京都)の主催する「優良ふるさと食品中央コンクール」の新技術部門で食品産業センター会長賞に選ばれ、3月22日に表彰されました。
 なお、富山県産大豆水煮は、当協議会の「富山の深層水」ブランドマーク認定商品です。

【 富山県産大豆水煮の受賞理由 】

 富山県食品研究所との共同研究開発により科学的に深層水の効果を検証し、従来、大豆加熱加工時の軟化抑制のために使われていた食品添加物の塩化カルシウムなどに代えて、富山湾の深層水を用いることにより、そのミネラル成分を活かして、添加物を使わずに大豆の食感を保つことに成功した。

左上写真 : 食品産業センター会長賞を受賞した「富山県産大豆水煮」
右上写真 : パシフィコ横浜(横浜市)の優良ふるさと食品中央コンクール受賞商品展示コーナー
左下写真 : 優良ふるさと食品中央コンクールにおける新技術開発部門受賞商品の展示コーナー
右下写真 : 展示コーナーに展示された「富山県産大豆水煮」(下段右側)