当協議会と富山県の共催により、平成１７年８月３０日（火）に、富山市の富山全日空ホテルで「深層水フォーラムin富山」を開催しましたところ、１００名を上回る方々にご来場いただきました。
　本年は、当協議会が設立されてから五周年にあたることから、海洋深層水利用研究会会長でいらっしゃる東海大学名誉教授の酒匂敏次先生に「深層水関連産業の展望」と題して基調講演をしていただきました。そのほか、富山県立大学教授古米保先生には「富山湾深層水の利用例」について、五洲薬品（株）総合研究開発研究員の沖村謙一氏には「富山湾深層水を利用したヘルスケア商品の開発」について、ヤマサン食品工業（株）研究開発室長の大塚耕太郎氏には「食品分野における富山湾深層水を利用した商品開発」についてご講演いただきました。
　酒匂先生の基調講演では、世界や日本における深層水研究の大きな流れや、取水地の特性を活かした開発の重要性を示していただきました。
　古米先生の講演では、深層水中の有用微生物の探索や電解深層水の利用例、そして、深層水を活用したビール開発の例などを発表いただきました。
　そのほか、沖村氏や大塚氏からは、深層水を利用した商品の開発事例について発表いただきました。
　会場では、深層水関連商品などの展示を行うとともに。講演の合間には、深層水関連商品の試飲・試食を行い、富山湾深層水のＰＲを行いました。