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平成18年11月15日、「とやま深層水フォーラム」を開催しました

 当協議会と富山県の共催により、平成18年11月15日(水)に東京の赤坂プリンスホテルで「とやま深層水フォーラム2006」を開催しましたところ、深層水関連企業や団体などから約100名の方々にご来場いただきました。
 今回で6回目となる当フォーラムでは、富山県立大学地域連携センターアドバイザー古米保先生に「富山県立大学における海洋深層水利用研究と新商品開発」、また、アサヒビール(株)マーケティング本部商品開発第一部チーフプロデューサー西谷逸男氏に「海洋深層水を用いた発泡酒の開発・製造」、五洲薬品(株)代表取締役副社長藤井侃氏に「美容・健康分野における深層水利用商品の開発」についてご講演いただきました。

 古米先生の講演では、(1)深層水から探索した乳酸菌など微生物に関する研究とこうした微生物を利用した商品開発や、(2)深層水の電解機能水の利用研究とアルカリイオン水「深海遊夢」の開発、(3)深層水の希釈水のりんご栽培での利用効果 などについて研究発表いただきました。

 西谷氏の講演では、発泡酒の製造方法についてビールや第三のビールと対比しながらわかり易く説明し、発泡酒に深層水を使用することで酵母が適切に活動することやそのメカニズムに関する研究の結果について講演いただきました。
 また、「海洋深層水」が消費者にとって魅力の高いキーワードの一つになっていることも教えていただきました。

 藤井氏の講演では、多段式電気透析を利用したミネラルウォーター、入浴剤、ドクターズコスメなどの深層水商品の開発について紹介し、深層水のミネラルウォーターを使用した場合の体重増加抑制効果など健康効果や、特定保健用食品として水に効能効果を付けた第1号である「キレアウォーター」の腸内環境改善効果などについて発表いただきました。

 当フォーラムの終了後、引き続き、「とやま企業立地セミナー2006」(主催:富山県)と合同で懇談会を開催しました。懇談会の会場では、深層水関連商品の展示や産学官連携研究のパネルによる紹介を行うとともに。深層水を活用した酒類、水産加工品、菓子などの試飲・試食を行い、富山湾深層水のPRを行いました。