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「とやま深層水フォーラム2005」

 協議会では富山県と共催し、「とやま深層水フォーラム2005」を、2月15日(火)東京の赤坂プリンスホテルで開催しました。
 4回目となる今回のフォーラムでは、東海大学名誉教授の酒匂敏次先生に「深層水関連産業の展望」と題して基調講演していただいたほか、富山県立大学教授の古米保先生に「富山県立大学における深層水利用研究の状況」について、五洲薬品⑭の藤井侃副社長に「富山湾深層水を活用した商品開発」について講演していただきました。
 酒匂先生の基調講演では、現在行われている商品開発のほか、近未来における海洋深層水利用として、水資源やエネルギー資源、食料資源としての利活用など、今後様々な分野で研究開発が進んでいくとの展望が示されました。
 古米先生の講演では、アリソスタチンなどの富山湾深層水由来の抗ガン性物質の発見について報告があったほか、深層水を活用した地ビールやソーセージ、石鹸などの商品開発について報告がありました。
 藤井副社長の講演では、立山連峰と富山湾という自然の恵みを活かした様々な商品開発の取り組みをはじめ、「水」としては全国初の特定保健用食品となる「キレアウォーター」の開発に至るプロセスなどが報告されました。
 今回のフォーラムには約100名の企業関係者に参加していただき、フォーラム終了後、富山県の「企業立地セミナー」と合同で懇談会を開催しました。懇談会では、富山湾深層水の関連商品やパネル展示を行うとともに、深層水仕込みの清酒や地ビール、蒲鉾などの試飲試食コーナーを設け、富山湾深層水のPRを行いました。